フィルムカメラを引っ張り出して写真を撮ろう
先日、ひょんなことから昔ながらのフィルムカメラを発見したので電池を入れて写真を撮影しました。
出てきたカメラはふたつ
・Nikon EM
ひとつめはNikon EM
ニコンが1980年に発売した入門機で「リトルニコン」なんて呼ばれてたらしいです。
デザインはアルファロメオやロータス、いすゞの市販車を数多くデザインしてきたあのジョルジェット・ジウジアーロ氏です。
AE露出専用のためマニア層からはあまり人気がなかったようですが、フィルムカメラ入門としては最適かもしれません。
レンズは純正とは違うものが装着されています。
付いていたのは Nikon Ai Micro Nikkor 55mm f/2.8Sというもの
これは単焦点レンズで、ズームができないぶんボケが非常にキレイに出ます。
この組み合わせで撮影した写真がこちら
ご覧の通りボケが非常にきれいに出ています。
パッと使ってパッと撮るならなかなかいいカメラじゃないでしょうか。
デザインもいいですし。
・Leica minilux zoom
もう一つのカメラはコンパクトフィルムカメラです。
Leica minilux zoomというもの。
松下電器生産のカメラをベースに外装とレンズをライカが担当したものです。
レンズがライカ製ということでどのような写りなのか気になるところです。
その結果は・・・
・・・・・実は入っていたフィルムをそのまま使ったのですが、(当たり前ですが)期限が相当前に切れていたようで、現像した結果こんな状態でした。
まぁこれもフィルムカメラのひとつの醍醐味ということで。
・ひさびさにフィルムカメラを使ってみて
撮影した写真を見てみるとフィルム独特の雰囲気が懐かしくもあり新鮮でもあります。
始めるのに掛かるコストはデジタルと比べるとかなり安いですし、スマホで何枚でも撮れてすぐ確認できる今だからこそ写真一枚一枚の価値を感じられるフィルムカメラ、みなさんも始めてみては如何でしょうか。